フレッシュさを失ったブログ

そういえば昔はフレッシュだったよね

つまらないやつがつまらないやつを富ませる地獄

やー、最近はブログってぬるゲーなんだなぁって感じますよねー。

 

あのブログもあのブログも月間報告と称してPVや収益を報告してるわけで、しかもそこそこview数持ってたり、小銭になってたりしてるからねー。

 

しまいにぁブログから(派生する諸々)の収益が50万円でリッチどころか何か虚しいとかいう読んだこっちが薄ら虚しくなるエントリまで登場する始末。ああ、羨ましい羨ましい。

 

でまあ、そういう月間報告とか稼ぎ自慢みたいな記事を読んでると、こんなつまらない奴がそこそこ結果出しているんだから、自分もいけんちゃう? いや絶対いけるわ、なぜならば、あんなクソつまらない奴らも結果出してるからねーと、軽い気持ちでブログを始めてしまう人、めちゃたくさんいると思うんですよ。もちろん憧れちゃったりするキラついた人も始める可能性はあるんだけどね。

 

自由に働く()とかね、フリーランス(何の?)とかね。

 

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ブログってほら、やる気さえあれば10分くらいで始められるじゃないですか。恐ろしいことに、10分有ればゼロから1記事入れられたりしてさっそくブロガー名乗れたりするわけじゃないですか。

 

で若い人たちは死んだ魚の目で満員電車に揺られたくないとかテンプレかまして来ちゃって、サラリーマンって(笑)みたいな定型文でくるわけよね。

 

でまあ、普通に結果出ないじゃないですかぁ。ブロガーとして。いや○○と××は結果出してるだろ!とか顔真っ赤で言われてもその人たち面白い?マジで?

 

そうなってくるとどういうことが起きるかというと、結果を出せていない凡庸なブログ書きは、自称結果を出している凡庸なブログを研究しまくるわけですよ。

 

躍起になって、目を皿のようにして、クソつまらないブログを研究しちゃうわけですよ、俺とアイツにどんな違いが!クソォ!絶対俺のほうが面白いのに!!!というわけで。少なくとも僕はそうでしたね。

 

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むしろつまらないのに結果出せてしまっているブログを研究するのね。当然よね。だって面白いブログは面白いから研究するまでもないのね。だって面白いもの。面白くないのに結果が出てるからなんかとんでもないからくり有るんちゃう?って研究するわけ。無駄に数記事読むわけ。

 

するとまあ、自称結果を出しているブログはよりPVを得るわけです。つまらないのに

 

偶然大きめのワードで検索結果よかったりする運PVなのに。偶然ちゃう?SEOテクニック?ふーん。

 

で、さらに地獄なのが、つまらないブログがアクセスアップのコツ!とか記事にしちゃうのね。いやいいと思うよ、僕も昔書いたしね。誠実に書いていれば誰かの役には必ず立つからね。

 

でも現実的に自分が使っているもしくは頼っている手法については書かないのな。

 

■主語をデカくして煽る(つっこまれてなんぼ)

■数字をこれでもかとアピールする(盛り目で、勘違いを誘うように)

■運要素が強い

 

例えば30万PVだから30万人に読まれてます!とかって、知識ない人は信じちゃうでしょ?恐ろしい恐ろしい。

 

個人的にはブログって(短期間で結果を出すには)運要素がものすごく強いと思う。運要素というか、インフルエンサーに引き上げて(拡散してもらう・かわいがって)もらえるかどうかが明暗を分けるわけでね。もしくは主語でか目にしていちいち煽って悪目立ちするかね。悪目立ちでも目立たないよりはいい風潮が恐ろしいよね。わたしゃあ目立ちたくないよほんと。影響力だけ欲しいよほんと。でアンバサダーとかになりたいよ。小銭よりも影響力が欲しいよほんと。

 

でまあ、ブログサロンあたりに入るメリットの大きさわかるよね!スリスリするよね!お追従ブックマークするよね。

 

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ブロガーの○○さんに会いました!スリスリ!とか恥ずかしげもなく出来ないと短期間で結果を出すのは難しい。それを行動力と呼ぶのかどうかは任せるとしてね。

 

つまらないブログがやっているようなアクセスアップの施策、直帰率の下げ方、サイト回遊の為の施策あたりはノウハウがどこにでも転がっているから情報として陳腐なんですよ。みんな知ってるし、みんな試してるから。

 

なのに、なぜ、自分は特別な結果が出ているのか、って説明出来ないんですよ。いや、もちろん書いているコトが面白ければ説明する必要なんてそもそもないわけでね。明言化できている段階でもうなんというか、すでに凡庸なわけでね。

 

僕の好きな森博嗣とかは売れている理由とか説明してくれなくても面白いから読むわけでね。

 

面白いから結果を出している状況ならなんの文句もないわけでね。

 

つまらない奴はブログなんてやめてウェイウェイ言ってろってそういう話じゃなくてね。いや別につまらなくてもいいよね。という話しでね。短期間で結果が出ないからといって即つまらない認定出さななくてもね。もうちょっと慎重にならないとこの先も目的とする結果なかなか出ないぞと思うわけです。お節介です。

 

流行っているブログを研究するのは大事ですが、面白くないブログを無駄に崇拝するのはロスでしょ。マネすることも大事だし、先人のミスを回避するのも大事だけども、いやさすがにつまらない部分やマネせんでいいところまでコピーしてないかね?そういうのもしばらくしないと気がつかない?いやもう一生気がつかない?

 

お金が欲しい人と(ポジティブに)人気者になりたい人はブログやめとけよという話しです。あれだYoutuberとかやればいいいんだ。もしくはメディアクリエーターになればいいんだ。いい意味で、うん、ほんといい意味で。

 

現状ブログの場合は、かならずしも面白さと結果とがイコールじゃない状況生まれてないですか?という話で。だからどうということもないし、ブコメ見たいだけで1PV与えてしまっている記事やブログたくさんあって、なんだかなぁと思う日々です。

 

現状はてなブログ、ひいてはブログ全体で上記の凡庸ブログの量産化が起きており。ちょっと態度のでかい凡庸ブログが結果出ちゃうシチュエーションが発生しております。

 

こうなってきたらいよいよブログやらブロガーやらが実にかっこ悪いなぁと思うばかりです。

 

悪目立ちでも目立った奴が勝ち、な風潮まじでどうかと思うわ。

 

面白いブログを読みましょうや。そして書きましょうや。面白いブロガーを応援しましょうや。面白いと思うブロガーを研究しましょうや。それだけでなんかもうちょっとマシになる気がするわ。

 

こういう記事を書く場合はまずは「面白い」を正確に定義しないと卑怯だとは思うけども、俺は卑怯者なのだ。元来。

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