フレッシュさを失ったブログ

そういえば昔はフレッシュだったよね

インターネットって結局何も蓄積していなかったのか?もしくは、蓄積は必要なかったのか?

久しぶりに観測範囲のはてなが面白くなってきたので、はてなで書きます。

 

 

僕個人は飲みの席だったとしても、何にしても、「メディアクリエイター」はさすがにありえない、頼む、ギャグでしたー(舌をペロッと出しながら)びっくりした?って言ってくれ。でもうファイナルアンサーだし。

 

ブロガーという総称・呼称に違和感があるのももちろん理解できるし、で「なんかそれっぽいの考えようよ」「えーっと、なんか、すんません」「いや、こっちこそごめんな」若者とかおっさんとか無かったんや!で、みんな肩くんで大団円でマイムマイム、ドローン空から空撮ゆっくり暗転。でもういいとは思うんだけれども。

 

脱○○とか、ポスト○○を仕掛けるのであれば○○に関して勉強したり研究したりしろよなとは思う。

 

真剣に思う。でよし「メディアクリエイター」いいね!「メディアクリエイター」でいこうってなったらGoogleなりTwitterなりで検索しろよと。スマホ持ってるんだろ?と。

 

ブログ運営や収益化が成功しているので研究したり勉強したりリサーチしたり推敲したりダメ出しする必要性を感じなかったんだろうけどもこれからはちょっとは自分を疑ったほうがいい。

 

自分の感覚を疑ったほうがいい。

 

本当の天才じゃないのであれば、自分が考えることを誰か先にやってないかな?とか、いやいくらなんでもベタすぎないかな?とか考えたほうがいい。

オリジナリティーってかなりの価値だから。

 

「メディア」ミーツ「クリエーター」とか、「若者とおっさんのバトル的構図」とか、「死んだ目をしたサラリーマン」とか、手垢しかないやん、オリジナリティーがなさすぎる。安牌やないか。いやクズツモやないか。

なにかから脱皮しようとするんなら先人のクリエイティブから模倣(パクリ)をやめる覚悟と旧世代を軽々と踏み越える軽快なフットワークとステップワークがほしいところですやん。

 

志が低すぎる。凡庸すぎる。

 

年齢関係なくブロガーたちが感じたのは「つまらなさ」なんだよ。なんか面白そうなことをやりそうな人たちが掲げた旗のデザインがあまりにも凡庸でつまらなくて、がっかりしたのな。

 

なんというか、一番がっかりしたのはさ、今回のプチ祭りで日本のブロガーが成熟するきっかけになるかもしれないと思ったのよ。

 

「ブロガー(笑)」に関してはサードブロガー以前からブログ書きはみんな潜在的に感じていた問題だから。

 

アフィリエイターとの違いはなんや?とかいやブロガーもアフィリエーターやろ?とか。

 

じゃあ、バナー広告外して、ネイティブアドやらんかったらええんか?いや、それはそれで違うやん。とか。

 

クソも味噌もひっくるめてカオティックを楽しむ文化がブログだという面もあり、それも気に入ってたのは事実だけれども。

 

テキストサイトを華麗に飲み込み形で10数年前に登場したウェブログもなんだかんだまだ過渡期でここからさらに何か別の形に変われそうな、そういう「きっかけ」のようなものを感じたんだけれども、自分がフレッシュさを失っていることを差し引いても彼我戦力差が違いすぎたな。

 

ネットの歴史って新旧が地層のようにわかりやすく陳列されてないから、参照して省みるのが難しいのかもしれない。

とはいえ、ネットにはネットの歴史があり地層があり、化石もあり石油もあり、掘ればいろいろと出てくるとは思うんだけども。

 

知っていればしなくてもよい回り道って、回り道しないと気が付かないもんなんだろうかね。

とりあえずさあ、

人から真似されるような何かを、いや、僕が真似したくなるような何かを、何かのはずみで生み出してくれるといいなぁ。